FastAPP基盤を使って超高速で作るシンプルな開発手順紹介

ノーコーディングで始める、システム開発

FastAPPサービスの具体的な開発方法について「1分間チャレンジ」と題して動画で説明します。

  1. 商品マスタテーブル作成
  2. 商品一覧・登録・更新画面作成
  3. 動作確認・修正

設定だけで作成した実行画面


ここでは、商品情報を管理、検索できるシステムの作り方を例に説明します。
下は完成したときのイメージで、各項目を設定してアプリケーションを開発していきます。

設定だけで作成した実行画面

開発フロー


1. システム内で共通で扱う情報を設定する

名称や数値や日付のフォーマットなどシステム内共通で扱う情報を設定します。
例えば、情報の登録が完了したときのメッセージは次のように登録します。

2. アプリケーションで使うテーブルの定義情報を設計する

アプリケーションで使うデータベースのデータのテーブルを定義します。
定義したテーブルの情報を「テーブル管理」メニューから登録します。

3. 画面の基本情報を設定する

画面の基本となる情報を設定します。
例えば、新たに画面を作成する場合は「画面の新規作成」をクリックして、画面を作成します。

4. 画面項目を定義する

作成した画面の中におくパーツを作って定義します。
下の例では、画面項目セットを追加し、画面の項目を定義します。

5. イベントを定義する

定義した画面項目のイベントの定義をします。
下の例ではボタンが押されたときの動作を定義します。

マスターメンテナンスを自動生成


テーブル定義を基に、一覧検索、登録、更新、削除機能を持つ画面をボタンクリック1回で自動生成します。
システムにマスタが多く、メンテナンス系画面を大量に作るのも、この機能で作成完了。

マスターメンテナンスを自動生成

Excel設計書インポート / エクスポート


作成した画面の設計書をExcel形式でエクスポートすることができます。
エクスポートした設計書はExcelで開いて修正することができ、修正したファイルをFastAPPにインポートすると修正内容が反映されます。

Excel設計書インポート / エクスポート

複数の認証機能


複数の認証機能を提供しています。お客様のご要件に応じた認証機能を選択可能です。

認証機能

アプリケーション開発方法


FastAPPでは上で紹介したプログラミングレス開発の他に、カスタマイズ開発やアドオンの開発を行うことができます。
様々な開発方法により、柔軟で拡張性のある開発環境となっています。

No. 開発方法 内容

標準開発

プログラミングレス開発
1 アプリケーション開発 プログラミングレス開発(設定のみ)
2 基盤標準機能設定 パスワードポリシーや認証等の標準機能設定

拡張開発

カスタマイズ開発【画面】
3 標準テンプレート開発(クライアントサイド) JavaScriptやCSS*でテンプレートを修正
4 個別画面カスタマイズ開発(サーバサイド) XHTML*に画面詳細部品を配置
アドオン開発【処理】(以下はその一部)
5 プラグイン開発
  • ロジックをJavaで実装したプラグイン開発
  • Javaで外部連携処理を実装したプラグイン開発
6 コマンド拡張開発
  • ストアドプログラムでコマンド拡張開発
  • シェルスクリプトでコマンド拡張開発
  • サーバサイドJavaScriptでコマンド拡張開発
  • * CSS:Cascading Style Sheet
  • * XHTML:Extensible HyperText Markup Language

基盤標準機能


FastAPP基盤では様々な基盤標準機能を用意しています。ここでは、基盤が備える標準機能の一例を紹介します。

標準画面・機能
  • ログイン画面
  • 認証機能(ローカル、LDAP、認証結果連携、SAML)
  • パスワード忘れ対応画面、パスワード再設定機能
  • パスワードポリシー設定機能
  • ユーザ管理画面(ユーザ登録・変更・削除)
  • パスワード変更画面
  • 汎用ファイルダウンロード画面
  • ワークフロー申請・承認一覧画面
  • CSVデータ入出力画面
アクセス制御機能
  • メニュー画面アクセス制御機能
  • 画面への直接アクセス制御機能
  • 画面項目アクセス制御機能
  • データアクセス制御機能
  • 画面項目セット表示制御機能
Webサービス機能
  • Webサービス公開機能 REST-JSON形式
    (FastAPPで開発した機能をWebサービスとして利用)
  • Webサービス呼出機能 REST-JSON形式
    (FastAPPから外部で公開されているWebサービスを利用)
証跡管理機能
  • SQL処理ログ、IT全般統制対応用ログ、性能ログ出力  等
画面表示関連部品
  • 画面項目設定(例:ラベル、テキスト、選択リストなど)
  • 画面項目幅指定、結合設定
  • 単項目入力チェック設定
  • 単票形式 多段表示設定(最大6段)
  • 一覧ページング、ソート、検索件数表示
  • トップページ表示画面設定
  • 画面再表示時の表示位置制御
  • マテリアルデザイン・レスポンシブデザイン
開発ツール(開発機能)
  • 画面コピー機能
  • イベントコピー機能、コマンドコピー機能
  • EXCEL形式設計書の入出力機能
  • 画面メタ情報・DBメタ情報 入出力機能
  • システム共通マスタ情報 入出力機能(ロールを除く)
  • 変数機能(セッション、イベント、画面遷移、繰り返し)
  • ロール管理画面(垂直/水平ロール登録・変更・削除)
  • システム共通マスタ設定(メッセージ、バリデーション、名称マスタ、選択肢、連携選択肢、連番、フォーマット)
  • ワークフロー開発機能(ルート、アクティビティ)
  • デバッグ機能(実行無効化、変数値出力)
  • 設計情報整合性チェック機能
  • CRUD画面生成機能
  • 共通関数機能

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