FastAPPサービスに至った超高速開発への挑戦ストーリー

超高速開発への挑戦


SCSKでは、長年にわたり「超高速開発」の開発にチャレンジをしてまいりました。
まず超高速開発の手法として、ソースコードの自動生成の実証を進めたものの、広く浸透するには至りませんでした。その理由として、自動生成を前提とした設計を必要とする手法・ツールでは、プログラマーの生産性を優先させるあまり、上流工程での負荷が増したことが挙げられます。さらに、アプリケーション保守の生産性確保にも一定の工夫が必要であることがわかりました。

超高速開発への挑戦

これらの反省を踏まえ、
①習得容易:既存の知識/経験を活かすことができ、特別な知識/技術を必要としないこと
②長期保障:企業向けアプリケーションのプラットフォームとして、長期にわたり使い続けられること
③全体最適:システムライフサイクル全般で、効果を生み出すこと
をコンセプトに、アプリケーションの仮想化*による「設計・実行エンジン型*」として「FastAPP」を開発しました。

*アプリケーションの仮想化
サーバなどシステムリソースの物理的特性を、そのリソースと相互作用するアプリケーションの設計情報をエンジン部が吸収することで隠蔽する仕組み

*設計・実行エンジン型
アプリケーションを設定(設計)とエンジン(基盤・部品)に分離し、設計情報を基にエンジンがアプリケーションを動的に実行する仕組み

超高速開発への挑戦

FastAPPは、この「設計・実行エンジン」を採用したことで、プログラミングレスによる「超高速開発」と、設計と実装が一体化した「長期安定利用」を実現できたのです。
特別な知識/技術を必要としない習得の容易性を活かし、業務要件を把握したSEが開発工程の全般を担当することで、動く画面を使った「見える要件定義」による納得感の高いシステムの提供と、部品と設定による「作らない開発」で、圧倒的な「超高速開発」サービスを提供しています。

SCSKがめざすマネージドサービス


SCSKがめざすマネージドサービス

クラウドネイティブの時代を迎え、クラウド環境には魅力あるサービスが数多く提供されています。
SCSKでは、これらのクラウドサービスの全体最適を考え、FastAPPのマネージドサービスとしての完成度を追求し続け、お客様の価値創造への貢献を続けてまいります。

FastAPPの沿革と展望

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