よくあるご質問


これまでに様々なお客様から寄せられた、よくあるご質問についてまとめました。

FastAPP全般について

FastAPPで作るシステムはどの業務に最も適していますか?

様々な業務に対応している事例がございます。共通しているのは基幹システムの周辺業務の領域であり、
IT化したくてもできなかった領域(業務効率が最も上がる領域)にて使われています。
(参考:FastAPP基本説明資料 p.11)

FastAPPで作ったシステムに対して、自社での保守開発で活用することはできますか?

FastAPPによって初期開発したシステムは、保守においてお客様がFastAPP開発機能を利用した早期更改に繋げることも可能です。
お客様開発についてはSCSKにご相談ください。

競合製品と比較してどのような特徴がありますか?

FastAPPは開発ツールの種別は設計・実行エンジン型となります。現在、同類のローコード開発支援ツールは多く存在します。
詳細はお問い合わせ(SCSKお問い合わせページ)に応じて説明させていただけたらと思います。

設計・実行エンジン型とは何ですか?
コード自動生成型との大きな違いはありますか?

「設計・実行エンジン型」とは、設計してツールに設定した内容を中間モジュール(ソースコード)などを経ず、そのまま実行させるエンジンを持った型であり、
「コード自動生成型」は設定した内容を一度ソースコードに出力して、別途各環境でデプロイ等の行為を行うことで初めて実行させることができる型を持つことです。
「設計・実行エンジン型」は、開発と運用の自動化を図りやすく、中間に手を入れることが可能なソースコードなどがないため、
整合性が確保でき、品質、安定性の向上に寄与する特徴があります。

FastAPPで作ることでSCSKしか変更対応できないシステムにならないでしょうか。

FastAPPの開発はWebシステム開発経験のある方であれば非常に理解しやすい構成になっています。
保守でのエンハンス開発等にも活用いただけます。

機能について

競合製品と比較してどのような特徴がありますか?

FastAPPは開発ツールの種別は設計・実行エンジン型となります。現在、同類のローコード開発支援ツールは多く存在します。
詳細はお問い合わせ(SCSKお問い合わせページ)に応じて説明させていただけたらと思います。

帳票の作成機能はありますか?

FastAPPでは、Excelへのデータ連携で帳票データを表示(ダウンロード)することができ、そのファイルをPDF形式にも変換することが可能です。
また画面データをファイルにできるCSV出力機能により、他の帳票作成ツールに連携させ、実現することもできます。

外部システムとのデータ連携はできますか?

可能です。FastAPPで持つデータベースの構造はオープンとなっていますので、データ連携は容易で制約はありません。
またETLなどを使ってシステムを構築することもできます。

Web APIを利用できますか?

外部システムとの連携をAPI経由で行えます。
FastAPPで開発した機能を外部に公開でき、また外部のWeb APIをFastAPPから呼び出して利用することも可能です。

ワークフロー機能はありますか?

FastAPPにはワークフローの機能があります。通常の業務で必要とされるワークフローは実現可能です。

FastAPPの開発について

FastAPPは自分で開発することができますか?

お客様ご要望のシステムとしてSCSKと共に開発させて頂いたシステムは、保守にて開発機能を利用してお客様にて追加開発することも可能です。
保守でもSCSKが共に創るツールとしてサポート致します。

FastAPPはエンドユーザでも開発はできますか?
システム開発を知らない部門の人でも開発はできますか?

FastAPPによる開発は情報システム部員(開発経験者)を対象としており、WEBアプリケーションの開発知識、DBの知識を要します。
しかし、プログラミング言語の知識は不要で、エンドユーザの方でも設計情報を見れば仕様がわかりますので、システムの開発プロジェクトに参加しやすい環境となります。

FastAPPはウォーターフォール型の開発プロセス以外でも使えますか?

FastAPPの開発は特定の開発プロセスに限定していません。システムの特性から様々な方法を取ることができる仕組みとなっています。
仕様の要求事項が予測できるか、動的に変わるかなどに応じて使い分けることが可能です。
例えば、システム要件に応じ高速でプロトタイプを作り、仕様確定を反復することなどの利用にも最適です。

FastAPPではバッチの開発はどうするのですか?

FastAPPはバッチプログラムの開発はサポートしていません。
通常のスクラッチ開発と同じ要領で開発することになります。

開発環境から本番環境へのモジュール・データの移行はどのように行えばよいでしょうか?

構成管理として管理ツール(詳細参照ページ)を用意しております。それを用いることで環境移行を行うことができます。

どのくらい早い開発が可能ですか?

従来のスクラッチ開発と比較して事例ベースでは、詳細・実装・結合テスト工程での工数が1/3~1/5になった事例もあり、FastAPPの標準機能を適用できるかどうかで差がでます。
今までの実績として、システム全体の工程を通しては断然の期間短縮を計ることができました。

FastAPP稼働環境

自社のDCもしくはAWSの環境に置くことはできますか?

FastAPPは稼働環境の条件を満たせば、稼働場所を選びません。どこでも動きます。
お客様のDC、サーバやパブリッククラウド(AWSなど)にも載せることができます。

支援サービス

FastAPPを利用する開発をSCSKに依頼することはできますか?

できます。FastAPPサービスを含む全体のシステム構築を、責任をもって遂行いたします。

教育コースはありますか?
受講するにあたっての前提条件はありますか?

導入トレーニングとしてメニューを用意していますのでご利用ください。
前提条件としては、開発経験があり、WEB画面の動きや、リレーショナルDBとはなにかをご存知であれば問題はございません。1日コースの教育を受講することで、標準開発(設定のみノーコード開発)はできるようになります。

契約・価格関連

ライセンス体系はどうなりますか?
利用コストはどのように考えればいいのでしょうか?

FastAPPサービスをご利用するユーザ数による月額の課金となります。
システム開発者、管理者および作られたアプリケーションシステムを利用するユーザの総数となります。
詳細は個別にヒアリングの上お見積りをいたしますので、お問い合わせください。
SCSKお問い合わせページ

製品のサポート期間(参考:リリース・サポート方針)が終了した場合、どのような対策が可能ですか。

最新バージョンへのアップデートを行い、多くの新機能を取り込むシステムへの刷新をお勧めしております。

FastAPPを利用するには契約上、どのような手続きとなりますか?

利用契約として「FastAPP基盤利用契約書」を締結いただきます。FastAPPを利用する前までに締結が必要となります。
ご用命いただければ担当の者より詳細ご説明させていただきます。
SCSKお問い合わせページ

FastAPPで作られたアプリケーションの知的所有権はどうなりますか?

FastAPPで作られたアプリケーションの著作権はSCSKが持つことになります。
お客様はFastAPPの使用許諾、使用権を保持することになります

その他

FastAPPは海外でも使えるのですか?

FastAPPは「日本国内」での使用許諾としております。国内での設置及び利用を前提としておりますが海外からのアクセスも可能です。
但し、諸問題(国外の第三者からの権利侵害等)が生じた場合は当社としては一切保証いたしません。

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